むせるほどの匂い

2005年8月7日
人いきれの中、

私はなぜだか、大きなユリと、バラのブーケを持って
歩いていた。

たくさんの人の汗と風と屋台の食べ物の匂いを感じながら。

どの人も例外なく幸せそうで。

可愛い浴衣に

可愛いコサージュ。



そんななか、花を抱えてわしわし進んだ。

家の近くまで帰りつくと、
遠くの方で
花火の音がして、


あぁ、今花火見てるのかな。
それとも仕事してるのかな。
と思ってみたりもした。

ゆりの匂いがあまりに、甘く。
いつの日か、

ゆりの匂いをかいだ時、
今日の気分を思いだすんだと

わかった。

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