これは逃避ではない

無責任なことをしたくないと思っていた。
それは誰のためでもなく、自分のために。
何よりも怖いのは自分に失望すること。

言ってはいけない言葉があると思う。

そんな無責任なことをバードさんはするの？と言われた。
そうやって私のことを縛りつけた。
だって、その人は私が無責任なことがしたくないと思っているのを知っていたから。
私が放り出さないことを知っていたから。

ただただそう思いながら、心を無にしていたけど
気が付いた。

私は責任をとらなければならないことをしていない。
もともと私に、責任はなかった。
はっきりと口に出して私は自分の思いを伝えていた。

正直でいればいるほど、自分がきつかった。
なんて馬鹿みたいなこと。

人のことはどうでもいい。
人がなんて思おうとどうでもいい。
心からそう思えたらいいのに。